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車はガソリンを3倍の量のCO2に変える機械
ジョギングシミュレーターという、私が良く利用するサイトがあります。
これは地図上にコースを作り、その距離を測る為のものです。
このサイトで作成したコースに走った時間を入力すると、
平均速度、消費カロリーなどさまざまな計算をしてくれます。
その中でも興味深いのは、
「もし自家用車に乗ってこの距離を移動していたら○g のCO2を排出」 という項目。
試しに10kmで計算してみると、
CO2を1,650g、ペットボトル(2リットル)にして420本分を排出したことになるそうです。
1,650gという数字が、多いのか少ないのか、あまりピンときませんでしたが、
よくよく考えてみたら、10km走るのに必要なガソリンの量は1リットル弱だから、
もしかして元のガソリンの量よりも排出するCO2の方が多いのではないかということに気付きました。
それで、もっと詳しく調べてみようとネットで検索してみると、
ガソリン1リットルから排出されるCO2は約2,300gだそうです。
ガソリンの比重は、約0.78だから、1リットルは780g
つまり約3倍の二酸化炭素を排出するということですね。
二酸化炭素は目に見えないから、そんなことを気にしている人は殆どいないと思いますが、
これを固体で考えると、道路のあちこちにドライアイスの塊が転がっているということになります。
でも、実際はそれが全て気体として大気中に放出されているということですね。
それが一体どれだけの体積になるのか、考えるのも怖い気がします。
最近は「エコ」とか「もったいない」など、環境問題を意識した言葉をあちこちで良く聞きますが、
この言葉を単なるはやり言葉に終わらせないようにしなければ、と思う今日この頃です。

余談ですが、シミュレーションのことをシュミレーションと言い間違えている人がよくいますが、
シミュレーションが正しいようです。
私も知りませんでした (^^ゞ

2007/12/07(Fri) | 雑記帳 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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